大実験 地震と火山(2011/06/04)



開催日時:2011/06/04(土) 13:30-17:00
特別講演:山岡耕春教授 13:30-14:30
場所:理学部E館 E124
主催:名古屋大学環境学研究科 地震火山・防災研究センター
同時開催:Petit 防災フェスタ in 名大祭2011 名古屋大学環境学研究科 地震工学・防災グループ
ポスター(JPG:638KB, PDF:590KB)

山岡教授の特別講演
ダイナミクス講座のメンバー
地震工学・防災グループのメンバー
海溝型地震のミニチュア模型
ピノキオぶるる
ストローハウス
活火山マップ
地震の揺れを説明
ココアと小麦粉で作った断層
火山の模型
火山模型の内部
プレート模型




研究公開の内容


地震班:地震の揺れに対して建物がどのように動くのかを表現した。長周期の揺れなら高い建物が、短周期の揺れなら低い建物が揺れやすい。
     なお、実験器具は地震工学・防災グループからお借りした。
火山班:UNO(整髪料、粘性流体)をマグマに見立てて、火山を表現した。噴火前の火山性微動や噴火も再現できるように試みた。
断層班:海溝型地震をミニチュア模型で表現した。スポンジを大陸側プレートに見立てて、繰り返し起こる海溝型地震を再現した。

防災フェスタについて

参加体験型の地震防災。遊びつつも、地震や建物の耐震についてを勉強できる。一般の方だけでなく、私たち学生も楽しんだ。
ストローハウス:ストローを使って丈夫な家を作る。筋交いをつけることがカギとなる。
ピノキオぶるる:すぐ立てなおせる家の模型を壊す。筋交いなどをつけることより壊れにくくなる。
映像を使ったもの:特製メガネ越しで風景をみると、その風景が地震を起こったときのように揺れる。


感想

 今回の研究公開は、3つの班(地震・断層・火山)に分かれて活動を開始した。周りの方の力も借りながら、それぞれのグループで話し合ったり、試作品を作ったりして準備を進めていった。結局当日も準備に追われてしまったが、なんとか無事に終えることができた。
 研究公開が終わった頃には、お客さんへの対応や準備片づけ等でみんな疲労困憊だっただろう。けれども、打ち上げの時みんなの顔には何かをやりきったという笑顔が浮かんでいた。反省すべき点はあるけれど、お酒は美味かったし、頑張った甲斐があったというものだ。

M2 江藤周平